
新潟での公開レッスンの様子

アンドレイ・シェルバク
国際コンクールへの出場を目指している小学校3年生から中学校3年生までの児童・生徒のためのロシアン・メソッドによる早期英才教育プログラムです。
モスクワ音楽院ロシア陣教師たちが指導にあたります。
「ショパン」「チャイコフスキー」など各国主要コンクールの優勝者たちの多くが学んでいるロシアン・メソッドによるにレッスンとカウンセリングを継続的に行い、将来的には各コンクールで優勝を勝ち取れるレベルに育てていくことを目指します。
レッスン内容は、受講者の目標に応じて自由に設定可能です。
最高峰ジュニア・コンクールである「若い音楽家のためのチャイコフスキー国際コンクール」を目標とする特別コースなども用意しています。
ジュニア・クラスの皆さんが、モスクワ音楽院現役教師たちによるマンツーマン・レッスンを継続的に受講できる環境は画期的なものです。本物の演奏家たちが丁寧に、きめ細かく皆さんと向き合い、時間をかけて一流のアーティストへと育て上げていきます。

第2回大会優勝時のラン・ラン
世界3大コンクールのひとつである「チャイコフスキー国際コンクール」姉妹コンクールとして、1992年に創設された最難関ジュニア・コンクールです。
ピアノ、ヴァイオリン、チェロの3部門から成り、参加資格は8歳以上17歳以下(参加年齢・条件は開催国により多少異なります)、第1次、第2次審査のソロ演奏を経て、最終審査ではオーケストラとのコンチェルト演奏が課され、審査方法、基準などはすべて「チャイコフスキー国際コンクール」に準じます。
審査委員団には、モスクワ音楽院特別演奏コース(MSC)の教師たちが加わっています。
国際コンクールとしては唯一、開催地を固定せず、4年に1度、開催希望国の要請に基づいて主催者と開催国が共同で運営を行うワールドカップ・スタイルでの開催というユニークなシステムで行われており「第5回大会」(2004)は、倉敷市が名乗りを上げ、くらしき作陽大学のキャンパスを中心に実施されました。
(本コースの運営を支援しているNPO法人ユーラシア交流支援センター(ESC)が主催者の一員に加わっています)
このコンクールに参加し、音楽を心から楽しめた経験があったからプロのピアニストになれた。

第1回クリンの春音楽祭会場外観

第2回クリンの春音楽祭の様子
モスクワ・クリンにあるチャイコフスキーが晩年を過ごした邸宅をそのまま博物館としたチャイコフスキーの家博物館で、毎年春に開催される国際音楽祭です。
北海道コンクール シューレ・ESC寄託賞受賞者に送られる海外デビュー演奏会、日本人演奏家をソリストに迎えたロシア・シンフォニー・オーケストラ(若い音楽家のためのチャイコフスキー国際コンクール公式オケ)とのコンチェルトなど、日露音楽家による競演をメインとした多彩で魅力的なプログラムが春のモスクワを彩ります。
(主催者は、本コースの運営を支援しているNPO法人ユーラシア交流支援センター(ESC)です)
主としてジュニア・カレッジ受講者の皆さんを対象に行う合宿スタイルの夏季集中レッスン・プログラムです。
時間の限られた通常のレッスンやマスタークラス等では決して得ることのできない、ロシア人教師たちとの深い人間的な触れ合いを体験できます。単なる技巧の習得のみならず、次世代を担う音楽家、芸術家としての将来の糧となる精神的なマナーや心構え、自己表現の方法、国際コンクールで勝ち抜いていくためのモチベーションの高め方などを総合的に学びます。
大学のある倉敷市での開催を主としていますが、モスクワ音楽院、同付属中央音楽学校、グネーシン音楽院アカデミーなどで学ぶ夏季短期留学型の企画なども実施予定です。